名前が知られていないから・・・


ナルコレプシーは過眠症で、
「移動中」「食事中」「電話中」「会話中」ときを選ばず、
まるで三日間徹夜をした後のような
非常に強い眠気に襲われます。

ナルコレプシーという病気の認知度が低い為に、
患者さんご本人はコンプレックスの塊となり、
その周囲の人々は「やる気のない人間」という
評価を下すようになってしまいます。
進学に影響/就職に影響/退職を余儀なくされる

命に別状はないとは言え、人生に大きく関わる事態を
招く病気ですから早期の治療が必要です。



ナルコレプシーの薬

症状に合わせて、良質な睡眠がとれるように薬が処方されます。

・入眠時幻覚が出ている
抗うつ薬のアナフラニール(クロミプラミン塩酸塩)が処方されます。

・睡眠発作または日中の激しい眠気
ベタナミン(ペモリン)やリタリン(メチルフェニデート)が処方されることがあります。
※これらは登録された専門医のみの取扱いとなります。

最もよく使用されるのは、モディオダールという薬で世界中で活用されています。

・入眠時幻覚・睡眠麻痺が起きている時は?
アナフラニール、セロトニン‐ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)など


薬の服用はあくまで生活にメリハリをつけることが目的ですから、「依存」は避けなくてはいけません。

ナルコレプシーという病気は、遺伝や蛋白質の不足などが指摘されていますが、
ハッキリとした原因はまだ特定されていません。

ですから根治する治療法はまだ確定されていませんが、
上記のような薬をうまく活用することで、症状を軽減させることができます。



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