ナルコレプシーとは?




ナルコレプシーとは睡眠発作で「過眠症」の一種です。

※過眠症とは?
「授業中」「仕事中」関係なく
強い眠気に襲われて眠り込んでしまう睡眠障害です。



会話中でも眠気に襲われる

日本には600人に1人の割合でナルコレプシーを発症している方がいると言われています。

◆症状

・「昼間の睡眠発作と強い眠気」
緊張感が伴う重要な会議中や作業中でも突然眠ってしまいます。

・「入眠時の幻覚」

眠りに入った際にとても鮮明な恐ろしい夢を見ます。

・「睡眠麻痺(金縛り現象)」

声も出ず、全身麻痺を起こして身体が動かなくなります。)

・「熟睡ができない」
・「頭痛」
・「頭が重い」
・「複視」
・「情動脱力発作(力が抜ける)」
・「寝言を言う」

幻覚が現れる訳

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。
レム睡眠時は脳はほぼ覚醒状態にあり、ノンレム睡眠では脳は休息しています。

人は眠っている間、いくつかの睡眠段階を経てノンレム睡眠に入りますが、
ナルコレプシーを発症している方はいきなりレム睡眠に入ります。

この為、寝入りばなに悪夢を見るのです。

どうして過眠症(ナルコレプシー)に?

・遺伝的体質
・ストレス
・オレキシンA(たんぱく質)の不足

ナルコレプシーは治る?

主に10代〜20代の方がこの病気を発症します。

・病気の認知度が低いもしくはない(周囲の理解が得られない)
・ご本人の病気であるという認識がない

これらの理由から、単なる怠け者として扱われ、
本来持っている能力を発揮できないのが「ナルコレプシー」という病気です。



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