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日中の激しい眠気のほかに、
・入眠時の幻覚(死に神や妖怪が見えるなど)
・夜間睡眠障害(頻繁に目が覚めて熟睡できない)
・情動脱力発作(感動したとき・驚いたとき・得意になったときなどに
突然アゴ・頬・首・全身の力が抜ける)
・自動症(覚醒していたにも関わらず、記憶が数分〜数十分間ない)など
症状を感じたら、神経内科もしくは精神神経科を受診して検査を受けましょう
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◆検査法
・血液検査
・覚醒維持検査
・睡眠記録表の実施
・睡眠潜時試験
・日中のポリグラフ検査
・終夜睡眠ポリグラフ検査
睡眠潜時試験(すいみんせんじしけん)においては脳波を調べます。
睡眠パターンが現れるまでの時間が短ければ短いほど、眠気が強いとされます。
専門医は少ないのが現状ですが、
上記の検査法を行うことによって、ナルコレプシーの診断が行われます。
頻繁にしかも突然居眠りを始める症状がある為に「やる気がない」と判断され、
能力に対する正しい評価が成されなくなるのがナルコレプシーという病気です。
車の運転中など時を選ばずに症状が出ますから、ナルコレプシーを放置するのは危険でもあります。
早期に治療を始めることが大切です。
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